最近、建物など構造物の不適切な工事に対する問題が騒がれています。
当然のことながら、問題が発覚してから建物を計測して問題点を検証して対策する訳ですが、それでは、どのような状態で現在の状態に至ったのかがよく解りません。
今までの「歪み」の経緯を知ることは、これからの構造物の状態を予測する基盤にもなります。
今後は、自己の居住する建物を管理する上でも、構造物の「歪み」を定点で監視続ける事で、建物の健康状態を確認する事が重要と考えます。
そのためには、定期的に構造物の傾きを自動で計測し記録することが必須です。
さらに計測において、建物であれば特に一点のみではなく複数点の観測ポイントを設けて全体の傾斜状態を検出することが重要です。
そうなりますと機器の設備費及び設置費だけでもかなり高額な費用になります。
「EcoProp805」は、そのようなニーズに答えるべくなるべく、信用のおける既成の民生品を利用し、安価で運用可能なシステム作りに挑戦しています。
これからでも遅くはありません。
既存の建物にも容易に設置できるような設計になっているので、これからの建物の状態を計測することが出来ます。